なぜAmazonアソシエイトを利用する人が多いのか？もしもとの違いは？

ブログ初心者向けの記事では、Amazonで販売されている商品をAmazonアソシエイトで紹介するより、もしもアフィリエイト経由で紹介した方がメリットがあると紹介されている場合が多いと思います。

しかし、実際には検索上位に出てくるサイトの多くがAmazonアソシエイトを利用して商品を紹介しています。

なぜこのような一見矛盾した現象が起きるのかについて考えてみました。

結論：安定して成果が発生してるならAmazonアソシエイトの方が便利

結論から言うとAmazonアソシエイトを利用している人が多いのは、商品紹介リンクから安定して商品が売れている（少なくとも月に1品以上）場合、Amazonアソシエイトの方が使い勝手が良いからです。

もしもアフィリエイト経由よりも審査が厳しい分、Amazonアソシエイトにはしっかりとメリットが用意されています。

ブログ運営が軌道に乗ってきたらAmazonアソシエイトを利用した方が良いと考える方が多いのだと思います。

Amazonアソシエイトを使うメリット

以下のようにAmazonアソシエイトには多くのメリットがあります。

成果の発生情報を詳細に確認できる

もしもアフィリエイト経由の場合でも、広告リンク経由で購入された商品の情報をダウンロードできますが、Amazonアソシエイトを利用した方がもっと詳細な情報を確認することができます。

例えば、Amazonアソシエイトのレポートでは下記の3点を確認できます。

商品購入がスマートフォン/PCのどちらからなのかわかるので、ページデザインをする上で参考になります。

また、購入が発生した商品リンクのタイプ（テキストリンク、Rinkerの区別ができる）とトラッキングID（複数取得可能）もわかるので、どんな商品リンクの貼り方が効果的なのかの検討材料になります。

広告ブロックされる可能性が低い

Amazonアソシエイトの商品リンクは、もしもアフィリエイトなどのASP経由で作成されたリンクよりも広告ブロッカーにブロックされにくい傾向にあります。

商品リンクが表示されないことによる機会損失を防ぐためにもAmazonアソシエイトを導入する価値はあります。

商品情報APIを利用できる

商品情報APIを利用することで商品価格などを取得して表示することができます。

商品の価格および在庫は、随時変化します。乙が乙のサイトに掲載した商品の価格および在庫には変動があるため、乙のサイトでは、以下の場合に限り、価格および在庫を表示できるものとします。(a)甲が価格および在庫のデータを表示しているリンクを提供する場合、または(b)乙がPA-APIを経由して商品の価格および在庫のデータを取得し、ライセンス契約に定めるPA-APIの使用に関する要件を遵守する場合。

Amazonアソシエイト アソシエイト・プログラム・ポリシーより引用

上記のように、Amazonで販売されている商品を紹介するときに価格および在庫を表示するには、Amazonが提供している広告リンクを利用するか、商品情報APIを利用する必要があります。

Amazonアソシエイトに登録することで、商品価格や在庫情報を掲載できるようになるということですね。

最低支払い金額が低い

Amazonアソシエイトともしもアフィリエイト経由の場合の最低支払い金額は下表の通りです。

どちらも振込手数料は無料です。

Amazonアソシエイトは支払い方法をAmazonギフト券にした場合、500円から紹介料の支払いを受けることができます。

初心者はもしもアフィリエイト経由の方がおすすめ

ブログ初心者はもしもアフィリエイト経由で商品紹介する方がメリットが多いと思います。

Amazon以外の広告と収益をまとめることができる

ブログを開設して間もない頃はアクセスも少なく、最低支払い金額以上の成果を発生させることが難しいと思います。

特にAmazonの商品紹介は報酬額が少ないので、まとまった金額を稼ぐのは結構大変です。

もしもアフィリエイト経由の場合は、Amazon以外の広告収益も合わせて最低支払い金額を超えていれば報酬が支払われるので、初ブログ収入が振り込まれるまでのハードルを下げることができます。

かんたんリンクが便利

知識がなくてもかんたんリンクを使えば、見栄えの良いアフィリエイトリンクを簡単に作成できるのもブログ初心者におすすめなポイントです。

WordPressのプラグインやツールを使わなくても作成できるので、それらの導入や設定に時間や手間をかけずに済みます。

まとめ

Amazonアソシエイトは以下のようなメリットがあるため利用者が多いです。

しかし、ブログ初心者には以下2点の理由からもしもアフィリエイト経由の方がおすすめです。

自分の状況に合わせて使い分けるのが良さそうです。