NVMe / SATA両対応のおすすめM.2 SSDケース4選。

おすすめのNVMeSATA両対応SSDケース-titleガジェット

現在、世間に出回っているM.2 SSDには接続規格がNVMeのものとSATAのものの2種類があります。

少し前までは2つの接続規格それぞれで別々のSSDケースを用意する必要がありましたが、最近は両方の規格に対応したSSDケースが増えてきています。

NVMeとSATAの両方の接続規格に対応したおすすめの外付けM.2 SSDケースを紹介していきます。

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M.2 SSDの接続規格について

M.2 SSDの接続規格には、NVMeSATAの2つがあります。

NVMe接続のSSDは、採用している規格の世代にもよりますが転送速度が約 1000~5000 MB/sと高速であることが特徴です。データ転送が高速である反面、発熱が大きいです。また、高速はものになると価格が高くなります。

SATA接続のSSDは、SATA 3.0での最大転送速度の理論値が約 600 MB/sであるために、NVMe接続のSSDと比較すると低速です。しかし、省電力で発熱が少なく、安価であるという利点があります。

おすすめのNVMe/SATA両対応のM.2 SSDケース

おすすめのNVMe/SATA両対応のM.2 SSDケースを紹介していきます。

ここで紹介するSSDケースは全てUSB 3.2 Gen2接続です。

玄人志向 GWM.2NVST-U3G2CCA

筐体材質アルミニウム
本体寸法107 × 12 × 29 mm(突起部除く)
重量約50 g
付属ケーブルType-C to C、Type-C to A
玄人志向 GWM.2NVST-U3G2CCAの仕様

玄人志向はCFD販売が展開しているブランドです。PCパーツのブランドとして有名ですね。

こちらのSSDケースにはM.2 SSD用の熱伝導シートが付属しており、アルミニウム筐体とSSD間の隙間を熱伝導シートで埋めることで効率的に排熱できるようになっています。

M.2 SSDの固定にはドライバーが必要な構造ですが、ありがたいことに組み立て用ドライバーが付いてくるので準備する必要はありません。

読み込み速度の公称値は1026 MB/sでしっかり高速転送が可能なことを示しています。

センチュリー どっち~もBOX M.2 SATA/NVMe

筐体材質アルミニウム
本体寸法104.5 × 13.5 × 35 mm
重量約54 g
付属ケーブルType-C to A(Type-C変換コネクタ付き)
センチュリー どっち~もBOX M.2 SATA/NVMeの仕様

センチュリーは、PCパーツやPC周辺機器を販売している日本の会社です。

こちらのSSDケースは、M.2 SSDをゴムピンで固定するタイプで工具なしで組み立てできる手軽さが魅力です。

また、放熱シートが付属しておりSSDに貼ることで放熱効率を高めることが可能です。

アルミ筐体と放熱シートを合わせて利用することで、ケースに入れない場合よりSSDの温度を18℃下げることができると放熱効率の良さがアピールされています。

最大転送速度の公称値は1045 MB/sで転送速度への自信がうかがえます。

Anker PowerExpand M.2 SSD ケース

筐体材質アルミニウム
本体寸法非公開
重量非公開
付属ケーブルType-C to A(Type-C変換コネクタ付き)
Anker PowerExpand M.2 SSD ケースの仕様

スマートフォンアクセサリーやPC周辺機器のメーカーとして有名なAnkerのSSDケースです。

側面のリリースボタンをスライドさせることで簡単に、SSDにアクセスできます。

SSDの固定にはネジ止めが必要ですが、ドライバーは付属しているため別途用意する必要はありません。

保証期間は通常18ヶ月で、会員登録することで+6ヶ月の延長保証を受けることができます。

UGREEN M.2 SSDケース SATA NVMe両対応外付けケース

UGREEN M.2 SSD ケース SATA/NVMe 両対応 外付けケース
UGREEN
筐体材質アルミニウム
本体寸法非公開
重量非公開
付属ケーブルType-C to C、Type-C to A
UGREEN M.2 SSDケース SATA NVMe両対応外付けケースの仕様

スマホアクセサリーやUSBケーブルなどを取り扱っているメーカーUGREENのSSDケースです。

ネジなしでSSDを固定でき、工具不要で組み立てられます。

RealtekのRTL9210Bという制御チップを搭載しており、搭載できるSSDの最大容量は2 TBです。

約15分間SSDにアクセスがない場合に、消費電力を抑えるために自動スリープする機能を搭載しています。

デザイン、機能ともにしっかりしたSSDケースにも関わらず、他の有名メーカー製品と比較して安価に購入できます。

さいごに

NVMe/SATA両対応のM.2 SSDケースは、現状ではNVMeのみ対応のM.2 SSDケースと比較すると転送速度が遅いですが、そのかわりNVMe接続とSATA接続のSSD両方とも読み書きできます。

システムドライブのクローンや、データの取り出し用に1本持っておくと便利だと思います。

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